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『デューン/砂の惑星』 [bd]



原題: Dune
監督: デビット・リンチ
出演: カイル・マクラクラン、ショーン・ヤング、マックス・フォン・シドー、スティング
製作年: 1984年
製作国: アメリカ
上映時間: 137分

にわかに「デューン/砂の惑星」のマイブームである。以前から観ようとは思っていたのだが、なんとなくレンタルでも観る機会がなく30年が過ぎてしまった。今回はリマスターかつBru-rayということで思い切って購入。Amazonでお昼に頼んだら夕方には届くという。Amazonプライムおそるべし。
解説
映像化不可能といわれたフランク・ハーバートの大長編SF小説を、前作「エレファント・マン」で成功をおさめた鬼才デビッド・リンチ監督・脚本により映画化。“デューン”と呼ばれる砂の惑星アラキスを舞台に繰り広げられる勢力争いを壮大なスケールで描く。後にテレビ放映用にナレーションと未公開シーンを加えた長尺版も製作されており、日本では「デューン/スーパープレミアム[砂の惑星・特別篇]」というタイトルで紹介されている。
観て驚いたのが、全編ほぼ原作に忠実なところ。いや、冒頭に航宙ギルドの飛行士が登場したりとか微妙に異なる部分はあるんだけれど。それでも、上巻までのストーリーはそのままトレースされている。

当然のことながらSFX技術をはじめとして古さは否めない。あれだけのヴォリュームのある原作を137分にまとめようとして駆け足になってしまっている部分もあり、全体的にダイジェスト版みたいになっていることもある。戦闘シーンの演出なんて、なんだこれと笑ってしまうようなありさまだ。

でも不思議に137分を集中して観ることができた。うまく言えないけれど、原作者のフランク・ハーバートと監督のデビット・リンチの方向性がかなりの割合で一致しているのではないか。例えば、ということであればそのグロテスク志向だとか。

当時は25歳くらいだったはずのカイル・マクラクランの美青年っぷりといったらすごい。『ブレードランナー』以外で初めてショーン・ヤングを映画で観たのだが、やっぱりすごい美人だったんですね。スティングはかっこいいのに、あまり見どころがないのが残念なところ。

砂虫の造形が後世に大きな影響を残すなど、不思議なエポックメイキングになっている作品だけに観ておいて損はないと思う。興味がある程度の方はレンタルで(リマスター版でぜひ)。お好きな方は購入してもいいかも。


『(500)日のサマー』 [bd]

原題: (500) Days of Summer
監督: マーク・ウェブ
脚本: スコット・ノイスタッター、マイケル・H・ウェバー
美術: ローラ・フォックス
音楽: マイケル・ダナ、ロブ・シモンセン
出演: ジョセフ・ゴードン=レビット、ズーイー・デシャネル、ジェフリー・エアンド、クロエ・グレース・モレッツ、マシュー・グレイ・ガブラー、クラーク・グレッグ、レイチェル・ボストン、ミンカ・ケリー
製作国: 2009年アメリカ映画
上映時間: 96分
配給: 20世紀フォックス映画


ストーリー
建築家を夢見つつもグリーティング・カード会社で働くトムは、社長秘書として入社してきたサマーに一目ぼれをする。運命の恋を信じるトムは果敢にアタックし、遂に一夜を共にするのだが、サマーにとってトムは運命の人ではなく、ただの「友だち」でしかなかった。そんな、トムとサマーの500日の出来事を軽快に描くビター・スウィートなラブコメディ


開始早々におもしろいと思ったのは、サマーとの500日が1日目から始まらず、それ以降も時間軸がランダムに進行すること。冒頭で(謎の)語り手が「これはラブストーリーではない」とモノローグするが、ラブストーリーが時間軸に沿って描かれ、そのプロセスを観るものが愉しむという普通の構成を取らないという宣言なのかもしれない。

そして、この構成はジョセフ・ゴードン=レヴィット演じるトムを鑑賞する者が、トムの感じてきたことを追体験できるという効果がある。恋の終焉(←おわりとルビを振りたいところ)とか中弛みの時期って、やはり楽しかったころを思い出すじゃないですか、あんな感じ。男だったらわかる人は多いと思う。四十ヅラ下げて言うことでもないが。

ランダムに500日間のあいだの時間をあっちこっちに行きかうので、どんな結末が待ち受けているのか先を読ませないということがある。そして鑑賞し終えた当方の解釈は、本作はやはりラブストーリーではなく、トムが成熟に向けて一歩踏み出す成長物語であるというものだった。いや、見当違いも甚だしいのかもしれないので気にしないでください。

主演の一人であるジョセフ・ゴードン=レヴィットは、痩身で線が細い青年だが存在感は抜群。『 BRICK‐ブリック‐ 』でもそうだったが、人を殴ると逆に殴り倒されてしまうシーンが似合う俳優としては当代随一。今後に期待。年齢的には同世代であるズーイー・デシャネルは美人だが、彼の童顔には少し大人っぽすぎたかも。そうそう、冒頭から登場する子役はトムとどんな関係なのかわからなかったが、妹なのね。

素直にラブコメディとして愉しめばいいだけかもしれないという一方で、何かしら奥が深いのかもしれないと思わせる、解釈の難しい映画。構えて観る必要はないが、相応に考えながら鑑賞するのが吉。単なるエンタテインメントとは言えなそうなヘンな深みを持っている映画だ。


◎画面分割の手法で以下の作品を思い出した…


『あなたは私のムコになる』 [bd]

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原題: The Proposal
監督: アン・フレッチャー
脚本: ピーター・チアレッリ
出演: サンドラブロック、ライアン・レイノルズ、マリン・アッカーマン、クレイグ・T・ネルソン、メアリー・スティーンバージェン、ベティ・ホワイト
製作国: 2009年アメリカ映画
上映時間: 108分
配給: ディズニー


<ストーリー>
マーガレット(サンドラ・ブロック)はニューヨークの出版社のやり手編集長。ある日、会長に呼び出されたマーガレットは、思いもよらない事実を告げられる。カナダ人の彼女は、ビザの申請を後回しにしていたせいで、なんと国外退去を命じられてしまったのだ。今まで積み上げてきたキャリアを守るため、マーガレットはそのとき部屋に入ってきた28歳のアシスタント、アンドリュー(ライアン・レイノルズ)との結婚を宣言。唖然とするアンドリューに「NOと言ったらお互い失業よ」と言い放ち、結婚へとまっしぐらに突き進む。まるで仕事のように“こと”を進めようとするマーガレットだったが、アンドリューの家族の温かさに触れるうち、次第に後ろめたさを感じはじめ・・・。


なんだか、このジャンルの映画が好きなようだ。紆余曲折はあっても、主人公の男女はラストでは必ず結ばれる。めでたしめでたし。当方は映画の歴史のことはよく知らないが、映画という装置ができた段階で、このジャンルは存在しただろうし、これからも存在し続けるに違いない。

というわけで、サンドラ・ブロック演じる女編集長が、国外退去を免れるために部下の男と偽装結婚するというストーリーは、鑑賞者が想定する進路をきっちり辿りながらハッピーエンドまで進んでいく。このことについて文句は全くない。おもしろさについても一定水準に達しているし。

本作で少しだけ変わっているのは、部下の男(ライアン・レイノルズ)の実家がアラスカにあるという舞台設定。冒頭の主人公たちの出勤風景とアラスカののんびりとした雰囲気の対比がおもしろい。

あと、その実家の祖母と両親の家族の物語になっていること。ライアン・レイノルズは祖母の誕生日に還るという設定だから、これで実家が大家族だったら『 サマーウォーズ 』だな。いや、それはともかく、洋の東西やジャンルを問わず、家族という共同体に関する物語の数は体感的には増えてきていると思う。

もちろん、鑑賞しなくても困ったりしない映画ではあるが、映画館で観ても愉しめただろう。気負うことなく、土曜の午後に鑑賞するには良い映画だと思う。


あなたは私のムコになる/ブルーレイ(本編DVD付) [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント
  • メディア: Blu-ray

『ホワイトアウト』 [bd]

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原題: Whiteout

監督: ドミニク・セナ
原作: グレッグ・ルッカ
脚本: ジョン・ホーバー、エリック・ホーバー、チャド・ヘイズ、ケイリー・W・ヘイズ
出演: ケイト・ベッキンセール、ガブリエル・マクト、トム・スケリット、コロンバス・ショートアレックス・オローリン、ショーン・ドイル
製作国: 2009年アメリカ映画
上映時間: 101分
配給: ワーナー・ブラザース映画

■■■
映画館で映画鑑賞する機会が少なくなったことで、一つだけ良いことがある。それは、予告編を観ないで済むようになったことだ。いや、確かに、予告編で鑑賞意欲を掻き立てられることも多いんだが、それ以上に予備知識を持たずに鑑賞に臨めることの意義は大きいのだ。

本作は近所の映画館で掛かっていたので、鑑賞しようと思えば行けたんだろうが、なんとなくスルーしてしまった。予告編を観ていれば行ったかもしれないし、観ていなかったので予備知識がなくて良かったともいえる。結果は、当方好みだったので映画館で観たかった、というところだ。


ストーリー
米国連邦保安官のキャリーは、あと3日で2年間の南極勤務を終えようとしていた。そんな中、胸を一突きにされた奇妙な他殺体が発見される。それは南極大陸初の殺人事件。捜査を始めた彼女は、氷土の下に長い間埋もれていた衝撃の事実を知るが…


原作はグレッグ・ルッカという作家のグラフィック・ノヴェル。同じ作者ではないけど、いま手元には『 WATCHMEN 』のグラフィック・ノヴェルがあるんだが、まだ封を切っていない状態。だから、日本のマンガとどう違うのかは当方にはよくわからない。

今回、レンタルしたブルーレイにはその原作者のインタビューが収録されていて、そもそものアイデアの核は「米国の南極基地には連邦保安官が常駐しているらしい」という情報だそうだ。昭和基地に警察庁の人は常駐しているのだろうか。

閑話休題。本作でまず困ったのは、舞台が南極だけあって登場人物たちが一様に同じような防寒服を着ているから、誰が誰だかよくわからないこと。クライマックスの氷上での三つ巴格闘シーンなんか、まったくわけがわからなかった。

あと、背景として、大型の嵐が近づいているから、早々に基地を退去しなければならないというタイムリミットサスペンス的な味付けもある。ところが、その背景が説明不足なのでまったくサスペンスになってない。101分という短尺は、そんな枝葉を切り落とした末の時間なのだろうが、結果として緊張感を削いでしまっているところが惜しい。

とはいいながらも当方が愉しめたのは、南極大陸という閉ざされた世界での連続殺人と、その舞台にはミスマッチな女性の連邦保安官の活躍というシチュエーションが新奇だったから。そして、ピッケルを振り回して襲ってくる犯人の姿はほとんどホラータッチ。誤解を承知で言うと、全体の雰囲気はレニー・ハーリンの『 マインドハンター 』と似たような印象で、全編を貫くB級テイストが当方の好みに合致したからなのだった。

それにしても、ケイト・ベッキンセールの美人っぷりといったらない。なんでこの作品に出たんだろう?


ホワイトアウト [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
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『アドレナリン2:ハイ・ボルテージ』 [bd]

アドレナリン2 ハイ・ボルテージ [Blu-ray]

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上映時間:96分
配給:ソニー・ピクチャーズ
スタッフ&キャスト
[監督][脚本]:マーク・ネヴェルダイン/ブライアン・テイラー
[製作総指揮]デヴィッド・ルービン
[製作]トム・ローゼンバーグ/ゲイリー・ルチェッシ/リチャード・ライト/スキップ・ウィリアムソン
[撮影]ブランドン・トゥロスト
[美術]ジェリーフレミング
[出演]ジェイソン・ステイサム/エイミー・スマート/ドワイト・ヨーカム/エフレン・ラミレッツ/デヴィッド・キャラダイン/コリー・ハイム/チェスター・ベニントン/メイナード/キース・ジャーディン/ジェリ・ハウエル/クリフトン・コリンズ・Jr./バイ・リン

■■■
前作の『 アドレナリン 』は2007年7月7日に川崎の109シネマズで鑑賞している。そのときの印象は覚えていて「こりゃまたくだらん映画だな」というものだった。とはいえ、プロットは、古来からさまざまなサスペンス小説や映画に使用されているDOAもの。

DOAすなわちDead On Arrival(到着時死亡)。たとえば、数時間後に効いてくる毒薬を飲まされた主人公が、自分に毒を飲ませた犯人ならびに自分が死ぬまでに解毒剤を手に入れられるか、というようなストーリー。犯人捜しとタイムリミットサスペンスの両方が愉しめるという結構だ。


 【ストーリー】
アドレナリンを出し続けないと死んでしまう毒薬を注入されたシェブ・チェリオス。ヘリコプターで格闘の末、空から落下。前作で最期を迎えたかに思えた。その直後──。
瀕死の状態で運ばれた病院で移植されたのは、なんと充電しないと止まってしまう人工心臓だった! またしても、極限状態に追い詰められたチェリオス。電流を求め、エンジンバッテリー、スタンガン、発電所に体当たり!? 果たして、生き続けることはできるのか。そして、盗まれた心臓を取り返すことはできるのか!


そういう意味で、前作はしっかりとDOAしていたのだが、本作ではそのあたりはちょっとしたスパイスに過ぎない。なにしろ、空から落下した主人公が生きていた、というシーンから物語がはじまるのだから。

今回のDOA要素は、充電しないと止ってしまう人工心臓だが、経皮充電も可能という無茶苦茶な設定で突っ走る。警官が確保のために使用するスタンガンも充電作用に働き、主人公が元気になっちまうんだから。

前述したように、そんな設定はある意味どうでもよくて、ジェイソン・ステイサム演じるチェリオスが電気を起こすために様々な混乱を巻き起こす、というのが眼目。かかりつけのドクに「摩擦で静電気が発生する」といわれたら、まあ、やることはだいたい想像できるだろう。

場当たり的なストーリーに下品なシーン、日本の怪獣映画を思わせるシークエンスの挿入など、あきらかに自分たちが撮って楽しんでいる映画だ。毀誉褒貶は激しいものと推測される。

当方も、実は否定派。正直、劇場で鑑賞しなくてよかったと思う。でも、しょうがないんだな、ジェイソン・ステイサム好きだから。少なくとも、当方は他人にはまったく奨められない。ちなみに配偶者は当方に先んじて鑑賞していた。やはりジェイソン・ステイサムが好きだかららしい。


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『ウィッチマウンテン/地図から消された山』 [bd]

ウィッチマウンテン/地図から消された山 [Blu-ray]

ウィッチマウンテン/地図から消された山 [Blu-ray]

原題:Race to Witch Mountain
監督:アンディ・フィックマン
製作:アンドリュー・ガン
製作総指揮:マリオ・イスコビッチ、アン・マリー・サンダーリン
原作:アレグサンダー・ケイ
脚本:マット・ロペス、マーク・ボンバック
撮影: グレッグ・ガーディナー
美術: デビッド・J・ボンバ
編集: デビッド・レニー
音楽: トレバー・ラビン
出演: ドウェイン・ジョンソン、アナソフィア・ロブ、アレクサンダー・ルドウィグ、カーラ・グギーノ、キアラン・ハインズ、キム・リチャーズ、アイク・アイゼンマン、ゲイリー・マーシャル
製作国: 2009年アメリカ映画
上映時間: 1時間38分
配給: ディズニー


ストーリー
禁断の山“ウィッチマウンテン”に隠された宇宙の謎をめぐるSFミステリー。SFファンタジー「星の国から来た仲間」(75)のリメイクで、「ゲットスマート」のドウェイン・ジョンソン、「テラビシアにかける橋」のアナソフィア・ロブらが出演。ラスベガスのタクシー運転手・ジャックは、ひょんなことから誘拐されそうになっていた兄妹セスとサラを救出する…


本作もまた劇場で鑑賞できなかった作品だ。東京にいたら観ていたと思うが。でも、取り立てて劇場で鑑賞するまでもなかったというのが正直な感想だ。

たとえば、主人公であるジャック(ドウェイン・ジョンソン)が兄妹を助ける理由を観客に説明しないのはなぜなのか。ケチな前科者として描写されていた彼の心境の変化が描写されない。この脚本では、少なくとも当方は納得できない。

展開もご都合主義そのものといったところで、予定調和のラストまで意外性はまったくない。味付けも、ジュブナイルかと言えばそうでもないし、かといって大人向けというわけでもなさそうな中途半端なものだ。

などと相当に文句だらけなのだが、そこそこ愉しめるのは俳優陣の好演。ドウェイン・ジョンソンはもちろん、個性派美女のカーラ・ギグニー、そして異様な存在感を放っているキアラン・ハインズなど、この脚本ではもったいないと思う。もちろん、アナソフィア・ロブが好きな人は見逃してはならない。

ちなみに、主人公たちが立ち寄るレストランのウェイトレスと居合わせた保安官がリメイク元の兄妹役を演じていた二人だそうだ。また、あのホイットリー・ストリーバーもカメオ出演しているらしい。

俳優陣の好演と脚本の物足りなさにバランスを欠いた作品。でも、ディズニー映画なので残虐描写はないしハッピーエンドは確実なので、家族で安心して観られるという、そんなニーズにはお奨めしてもいい作品かもしれない。


◎関連エントリ
 ・『ゲットスマート』(ドウェイン・ジョンソン出演)
 ・『スネークアイズ』
 ・『ウォッチメン』(以上、カーラ・グギーノ出演)
 ・『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(キアラン・ハインズ出演)
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『FRINGE / フリンジ 〈ファースト・シーズン〉Vol.1』 [bd]

FRINGE / フリンジ 〈ファースト・シーズン〉Vol.1 [Blu-ray]

FRINGE / フリンジ 〈ファースト・シーズン〉Vol.1 [Blu-ray]

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初めてBlu-rayソフトを購入した。Blu-rayを視られる環境を持っているのか、というと実は持っている。昨年の7月に、SONYのBDZ-T55を購入しているから。配偶者が根っからのテレビっ子なので、我が仮住まいに来たときにテレビがないと不憫だったからだ。

とはいえ、当方も「ブラタモリ」や「鶴瓶の家族に乾杯」、そして「人生の楽園」などは視聴に値すると思っているのでHDDにレコーディングしている。デジタルガジェットはいえ家電なので、特にレビューをエントリすることはしなかったということだ。


内容(「キネマ旬報社」データベースより)
LOST」シリーズのJ.J.エイブラムス製作総指揮による科学サスペンスの第1巻。ボストンのローガン空港に着陸した旅客機の乗客乗員全員が、機内で死体となって発見される。FBIのオリビア・ダナムは捜査を開始するが、相棒のスコットが重傷を負い…。


さて、本作は弊ブログでもご紹介した『 クローバーフィールド/HAKAISHA 』や『 スター・トレック 』で監督を勤めたJ・J・エイブラムスが製作総指揮したTVドラマ。

販売元であるワーナーは、相当に気合いが入っているものと見受けられる。というのは、今回購入したBlu-ray版は希望小売価格が980円、Amazonに注文した当方の場合、725円で購入できたから。よーするに、この第一話を安値で買わせて以降のエピソードを購入なりレンタルなりさせるという戦略価格なのでしょうな。

"fringe"とは辞書を引くと「へり, 縁, 縁取り;周辺, 外べり, 周囲」の意味とともに「部分, 外縁, 周辺;((集合的))非主流派, 分派(集団)」の意味もある。本作では「非主流派科学」を扱うことからこのタイトルになったというわけだ。

さて本エピソードだが、まず展開が速いのがいい。冒頭では、フライト中の627便で発生したアクシデントの始終から、アナ・トーヴ演じるFBI捜査官オリビア・ダナムの立ち位置までを余計な説明なくスピーディーに語ってくれる。

その後、シリーズの重要な登場人物になっていく科学者とその息子との出会いと、全編を貫く謎の伏線が蒔かれ始める。時代は現代を思わせるものの、どことなく我々の生きる世界より微妙にテクノロジが進んでいそうなところも大きな意味で伏線かもしれない。

基本的にはエピソードごとに一話完結のシリーズではあるんだろうが、上記の大きな謎が物語を駆動させていく形式はこの手のTVドラマの常道ではある。その中心となる女性FBI捜査官を演じるアナ・トーヴの熱演が印象的。その他のキャラクタを食ってしまっているのは痛し痒しというところだろう。

主人公があまりにも激しく移動しすぎなんじゃないのか、とかFBIによる包囲作戦が間抜けすぎとか細かいところでツッコミどころはあるんだが、当方としては次巻以降の期待度は高い。とりあえず、この一巻目は1,000円札一枚でおつりが来るのだから購入してみてもいいかもしれない。


◎関連エントリ
 ・『クローバーフィールド HAKAISHA』
 ・『スター・トレック』


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