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2011年11月の読書メーター [a day in the life]

11月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1263ページ
ナイス数:0ナイス

人間の尊厳と八〇〇メートル人間の尊厳と八〇〇メートル
読了日:11月27日 著者:深水 黎一郎
ローラ・フェイとの最後の会話 (ハヤカワ・ミステリ 1852)ローラ・フェイとの最後の会話 (ハヤカワ・ミステリ 1852)
読了日:11月26日 著者:トマス・H・クック
あがり (創元日本SF叢書)あがり (創元日本SF叢書)
読了日:11月12日 著者:松崎 有理
アナロジー思考アナロジー思考
読了日:11月05日 著者:細谷功
衆愚の時代 (新潮新書)衆愚の時代 (新潮新書)
読了日:11月01日 著者:楡 周平

2011年11月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター
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深水黎一郎:『人間の尊厳と八〇〇メートル』(東京創元社) [book]

人間の尊厳と八〇〇メートル

人間の尊厳と八〇〇メートル


内容(「BOOKデータベースより)
このこぢんまりとした酒場に入ったのは、偶々のことだ。そこで初対面の男に話しかけられたのも、偶然のなせるわざ。そして、異様な“賭け”を持ちかけられたのも―。あまりにも意外な結末が待ち受ける、一夜の密室劇を描いた表題作ほか、極北の国々を旅する日本人青年が遭遇した二つの美しい謎「北欧二題」など、本格の気鋭が腕を揮ったバラエティ豊かな短編ミステリの饗宴。第六十四回日本推理作家協会賞受賞作を含む、五つの謎物語。

初めて読む作家のレビューのエントリが続きます。著者の名前はもちろん知ってはいたが、メフィスト賞受賞でデビューした作家は基本的に苦手なので手に取ることがなかった。

一読、感じたのはその意外な格調の高さ。特に「北欧二題」は、文章もそうだが、描かれるエピソードもまたミステリというよりは普通小説寄り。おそらくは著者その人と思われる語り手の貧乏旅行者が遭遇する風景の切り取り方が鮮やかである。

推理作家協会賞を受賞した表題作は、著者の解題によると「量子力学絡み」の題材を書きたかった旨が記されているが、当方にはロアルド・ダールの有名な短編小説の本歌取りではないかと思えた。

その他の三作もアイデア自体はそう驚くことはないものの、活き活きとした人物描写や文章の魅力で読ませる。全体にバラエティに富みクオリティも高い佳品だ。


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トマス・H・クック:『ローラ・フェイとの最後の会話』(早川書房) [book]

ローラ・フェイとの最後の会話 (ハヤカワ・ミステリ 1852)

ローラ・フェイとの最後の会話 (ハヤカワ・ミステリ 1852)


内容(「BOOKデータベースより)
講演のためにセントルイスを訪れた歴史学者ルーク。しかし、会場には、再会するとは夢にも思わなかった人物が待ち受けていた。その名はローラ・フェイ・ギルロイ。20年前、遠い故郷でルークの家族に起きた悲劇のきっかけとなった女性だ。なぜいま会いに来たのか? ルークは疑念を抱きつつも、彼女とホテルのラウンジで話すことにした。だが、酒のグラス越しに交わされた会話は、ルークの現在を揺り動かし、過去さえも覆していく…。謎めいたローラ・フェイの言葉が導く驚愕の真実とは? 巨匠の新たなる代表作。

なんと、トマス・H・クックは初読。出始めの時期が、海外ミステリを読まなくなったのと同じだったからだろうか。今回は、初のポケミスでの刊行ということで手に取ったのだった。読了すると、良い小説を読んだという感慨はあるが、良いミステリとはいい難いかもしれないというのが率直な感想だ。

登場人物はほとんど二人きりの、いわば舞台劇のような構成だ。20年ぶりに会ったローラ・フェイという女性との会話と、それによって想起される主人公の回想で物語は進んでいく。

その会話の内容には、確かにミステリとしての謎はあるのだが、著者はその謎の解明に重きを置いていないように思われる。むしろ、米国南部の田舎町に生まれた少年とその後の行く末について、これでもかというほどの残酷さを振るう筆致に迫力がある。

暴き立てられる内容もまた、人間の残酷性だ。しかも、その残酷性は当方も含めた誰もが持っているものであり、そこにこの小説の恐ろしさがある。ちょっとした行き違いや勘違い、そしてちょっとした残酷さが生み出す悲劇を丹念に描いた作品だ。


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Test [a day in the life]

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キングジム:ポメラDM100がやってきた [gadget]

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11月25日発売のポメラDM100が、なぜか本日24日にやってきた。まあ、CDとかDVDの発売日がその前日だったりすることもあるので、そういうことなんだろう、きっと。それでは、速報版ということで開梱の儀である。

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■フラッグシップ機らしい立派な外箱
■外箱の下面には仕様などの表記がある
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■蓋を開けると不織布に包まれた本体が現れる■本体を開けると白い紙。これは親指シフト用のシール
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■本体が姿を現す 


それではごくごく簡単なインプレを。

  1. 天板のマット塗装は、往年のThinkPadシリーズを思い出させる高級な雰囲気
  2. 想像していたより、ずっと薄く軽い
  3. ただし、思っていたよりフットプリントは大きい
  4. 薄いので、デイパックにハダカで放り込んでおくという荒技は使えなさそう

と、まずはそんなところ。詳細インプレは後日ですー。


松崎有理:『あがり』(東京創元社) [book]

あがり (創元日本SF叢書)

あがり (創元日本SF叢書)


内容(「BOOKデータベースより)
女子学生アトリと同じ生命科学研究所にかよう、おさななじみの男子学生イカルが、夏のある日、一心不乱に奇妙な実験をはじめた。彼は、亡くなった心の師を追悼する実験だ、というのだが…。夏休みの閑散とした研究室で、人知れず行われた秘密の実験と、予想だにしなかったその顛末とは。第一回創元SF短編賞受賞の表題作をはじめ、少しだけ浮世離れした、しかしあくまでも日常的な空間―研究室を舞台に起こるSF事件、全五編。理系女子の著者ならではの奇想SF連作集。

東京創元社のSF短編賞受賞作、かつ理系の女性作家の作品ということで期待して読み進める。結果、SFというよりは、世にも奇妙な物語系ではあったが、愉しめる作品集に仕上がっている。

表題作は『 パラサイト・イヴ 』を想起させる内容。同書を楽しめなかった当方としては、同じような感想を抱かざるを得なかったのは正直なところ。以降の諸作品は、SFというよりはむしろ、研究室に詰める人間たちを描く青春小説という内容だ。

だからつまらないということではない、とは言っておきたい。論文の執筆代行屋であるミクラの人物造型であるとか、最終話の「へむ」におけるボーイ・ミーツ・ガールの物語など、小説としての愉しさは横溢している。お奨めして問題ない作品集ではあるが、やっぱりSFではないと当方は思う。


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『マネーボール』 [movie]

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原題: Moneyball
製作国: 2011年アメリカ映画
配給: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
上映時間: 133分
キャスト: ブラッド・ピット、ジョナ・ヒル、ロビン・ライト、フィリップ・シーモア・ホフマン、クリス・プラット、ケリス・ドーシー、キャスリン・モリス
監督: ベネットミラー
製作: マイケル・デ・ルカ、レイチェル・ホロビッツ、ブラッド・ピット
原作: マイケル・ルイス

映画化されると聞いて読んだ原作の『 マネー・ボール 』が予想外のおもしろさだったので、当然のことながら本作も期待して鑑賞に臨む。


ストーリー
メジャーリーグ「オークランド・アスレチックス」のGM(ゼネラルマネージャー)、ビリー・ビーンの半生を、ブラッド・ピット主演で映画化。当時、全米約30球団の中でも下から数えたほうが早いといわれた弱小球団のアスレチックスを独自の「マネー・ボール理論」により改革し、常勝球団に育てあげたビーンの苦悩と栄光のドラマを描く。監督は「カポーティ」のベネット・ミラー。

鑑賞し終えると、本作は原作とは違う方向性のドラマに仕立て上げられていることがわかる。ノンフィクション映画ではないのだからそれは当然として、この内容でビリー・ビーンが改革の根本とした「セイバーメトリクス」の内容が鑑賞者に伝わったか否かは疑問だ。

逆に言えば、セイバーメトリクスを援用してこそのアスレチックスの快進撃があったわけで、そのあたりの痛快さは本作にはあまり感じられない。もっと言ってしまうと、本作は弱小チームのGMであるビリー・ビーンの苦闘を描く物語であり、それ以外の要素に監督や脚本家は興味がなかったのかもしれない。原作のセイバーメトリクスに関する「畸人伝」的な要素を愉しんだ方にはお奨めできない作品といえるだろう。

では、肝心のドラマ自体はどうかといえば、ビリー自身の苦悩や再生にいたる道筋がわかりにくいというか、もちろん実在の人物だからわかりやすさを求めるのは筋違いなのかもしれないが、映画としてのカタルシスには欠けるきらいはある。同じ監督の『 カポーティ 』はかなり愉しめたのだが、2002年当時の実在人物を描く難しさはあるのかもしれない。

それにしても、さすがのブラッド・ピットも40代半ばを過ぎてお年を召されたという感じがある。何しろ作中でも老眼鏡らしきものをかけたりしているのだから。とはいえ、かっこよさは相変わらずです。まったくもってうらやましい限りである。


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Motorola:Fire XT311がやってきた [gadget]

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結局、HTC Legendはお蔵入り状態である。最大の理由は文字入力のしにくさ。世の人々が、スマートフォンで軽々とメールを打っているのを見ると、当方ってぶきっちょなんだなと思う。

あと、バッテリの異常な保たなさ。まる一日保たないもんね。モバイル機器はバッテリが保ってなんぼと考えている当方はいささかウンザリしたのだ。

その他、あまりにも質感の良すぎる筐体ゆえに乱暴に扱えないとか、そういった言いがかりみたいな理由であまり持ち歩かなくなってしまったのだった。

とはいえ、PDAとしてスマートフォンを使いたいという欲求はあるので、何かいいものはないかと物色していたところ、例によって1ShopMobileにてこのFire XT311を見つけたのだった。

目を惹かれたのが、小さいとはいえqwertyキーボードを搭載していること。これさえあれば、液晶画面上のソフトウェアキーボードにいらいらすることはないのでは、と思ったのだ。

もうひとつの理由は、価格がやたらと廉価であること。円高傾向の今なら送料込みでも2万円程度ではないか。そんなわけでポチッとしてしまったのだった。

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■箱は相変わらず小さい。国内のものと段違いだが、これはマニュアルが薄っぺらいからできることだ■いろいろ同梱物はあるが、本体・バッテリと背面の蓋だけ開梱
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■特に期待はしていなかったが、2GBのMicroSDカードが刺さっていた
■横幅が狭く持ちやすい。キートップが小さい割りに打ちにくいということはない
  

第一印象は「チープだな…」というもの。そりゃそうだ、199ドル端末に質感を求めてはいけない。液晶の解像度はQVGAだし、画質自体もざらついた発色だ。海外のケータイ事情は良くわからないけど、いわゆるローエンドの位置付けにある商品だろう。

もちろん、それらのことは購入前からわかっていたことで、ようするにガシガシと多少乱暴に気にせずに使いたいという場合にはこのくらいのデキでいいんじゃないか、という気がする。とはいえ、米国製端末に特有のストラップホールなしには参った。

しばらく持ち歩いてみますー。


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