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田中和彦:『あたりまえだけどなかなかできない 42歳からのルール 』(明日香出版社) [book]

あたりまえだけどなかなかできない 42歳からのルール (アスカビジネス)

あたりまえだけどなかなかできない 42歳からのルール (アスカビジネス)

  • 作者: 田中 和彦
  • 出版社/メーカー: 明日香出版社
  • 発売日: 2010/01/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

当然、と言ってはなんだが、42歳だから買った。同い年の人がどう思っているかはわからないが、42歳というのはいかにも中途半端な年齢に思える。子どものころに感じていた42歳の成熟には至らず、30代の頃の若さからも遠い。

そう、なんだかんだ言って、やはりもう若くはないのだ。何が吃驚したって、のぞいた鏡に見えた自分の鼻毛がほとんど真っ白だったということ。そのくせ、つまらない中年男性にはなりたくないと足掻いているのだから、不惑とはほど遠い四十路ではある。


内容紹介
仕事に脂が乗っているものの、そろそろもう若くはないかも…と守りに入りがちな40代ビジネスマンに向け、男の冒険心を呼び覚ます人生後半戦の過ごし方を提案する。

著者は、40歳でリクルートの情報誌4誌を束ねる編集長(花形)から新聞の求人広告を見て映画プロデューサーへはじめての転職。表題の42歳は、はじめてハローワークに通い、失業保険をもらった歳だった。

しかし、人生の本当の勝負は42歳から。そして、実は、仕事も遊びも40代が一番おもしろい。 冒険心を呼び覚まして、ワクワクする人生後半戦を送るための人生の捉え方、キャリアや仕事のルール、優先順位が低くなりがちな家庭や遊びの考え方、学び方まで100項目で提案する!


著者は1958年生まれだから、52歳ぐらいか。42歳から10年後の自分を俯瞰して執筆しているのだろう。リクルートの花形編集長を経て映画プロデューサー、そして失業時代を経ての起業。当方を含めたその他大勢の凡人にとっては、波瀾万丈かつ華々しい経歴と言えよう。とはいえ、何しろ一ツ橋卒だし、今の社会・経済・雇用環境とも違うし、いい時代を生きていたんじゃないか、とは思える。

そんなやっかみを持つ人は読まない方がいい書籍だ。で、幸いにして著者が「42歳からのルール」としてあげている項目は100個。ここから2割5分~3割4分くらいで、ためになることを読み取ることができたらいいのではないか、と謙虚で素直な心根を持って読み進めるが吉だ。

当方が好きなルールはルール28の「24時間のポートフォリオを自分で管理せよ」というもの。ようするに、自分を自分株式会社と見立てて行動するということ。こういう考え方は当方も好むものだ。当方の場合は差詰め通常の会社の仕事とは別に「地蔵株式会社読書事業部」、「同映画鑑賞事業部」、「同ガジェット品質考査部」、「同旅行・撮影部」がそれにあたる。道理で会社の仕事より時間を食っているわけだ。

閑話休題。そして、著者の言うとおり一番大事なのは「新規事業開発部」であり、42歳はその設立にまだまだ遅くはないという主張には共感できる。いや、共感しているだけではいけない、新しい何かを始めなければならないね。好き嫌いが分かれる書籍だろうが、少し立ち読みして気に入ったら読んでみては如何。


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