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『ロフト.』 [dvd]

原題: Loft
監督: エリク・バン・ローイ
脚本: バルト・デ・パウ
出演:ケーン・デ・ボーウ、フィリップ・ペーテルス、マティアス・スクナールツ、ブルーノ・ファンデン・ブロッケ、ケーン・デ・グラーベ、ベールレ・バーテンス
製作国: 2008年ベルギー映画
上映時間: 117分
配給: フリーマン・オフィス

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初のベルギー映画鑑賞。ベルギーってどんな国かはまったく知らない。ベルギービールを呑んだことがあるくらいか。下記の内容紹介に本作は「ベルギーの10人に1人が~」とあり凄いと思わせるが、同国人口は10百万人程度だから、百万人の動員ということ。よくある数字のマジックですね。ちなみに日本での最大観客動員数は『 千と千尋の神隠し 』の23百万人だから、ベルギーの人口よりも多く動員しているんだな。


内容紹介
5人の男たちが共有する秘密の部屋
手錠をかけられた女の死体
犯人が仕掛けた罠
その結末にあなたも唖然とする

●ベルギー国民が熱狂した驚異のスーパーヒット・サスペンス、ついに日本上陸! 本国ベルギーで10人に1人が劇場に足を運ぶ大ヒット作。ついに日本でもそのベールを脱ぐ!

原題はLoftだが邦題の"ロフト"の後に付くピリオドが何を意味するのかはまったくわかりません。それはともかく、上記の内容紹介を読む限りでは大ひっかけ映画を予測し当方も期待していたのだが、当方にはヤマ場がどこにあるかわかりかねた。結果、いろいろあるうちにいつのまにか終盤の解決編になっていたという印象の作品。

5人の男たちが共有するデザイナーズマンション最上階のロフトで手錠をかけられ死んでいる女。男たち5人は急遽集合し対策を思案する。そして、誰がやったのかを回想シーンを挟み込みながら推理する、というストーリー。

きちんと観れば、その回想シーンのそこかしこに伏線が仕込まれているのかもしれないが、当方にはほとんど意味を感じられなかった。男たち5人の行状(共有とはいえ秘密の部屋があったら、男がやることは決まっている)が事件の核心に関係があるかといえば、たとえば精神科医と市長の秘書のパートなんて別個の物語のように思える。

5人が感じるそれぞれの現実が錯綜して…という「藪の中」的な物語を期待していた当方には少し期待が外れたところがあったし、この手のサスペンスにある二段三段のオチが用意されているというわけでもない。あえてジャンル分けすれば心理サスペンスというところだろうか。そんなわけで、どういう物語を期待するかによって評価が分かれそうな作品。当方には少し物足りなかった。

そういえば、内容とは関係ないが、ときおり映されるベルギーの市街や建物、そして警察署の建物や内装のオシャレ振りにはびっくり。いや、もちろんロケ地が警察署であるとは限らないんだけど。『 ブラック・レイン 』の警察署のロケ地は大阪府庁舎だったらしいが、うーむ、雲泥の差があるね。


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