So-net無料ブログ作成

誉田哲也:『ドルチェ』(新潮社) [book]

ドルチェ

ドルチェ

  • 作者: 誉田 哲也
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2011/10
  • メディア: 単行本

内容(「BOOK」データベースより)
彼女が捜査一課に戻らない理由。それは、人が殺されて始まる捜査より、誰かが死ぬ前の事件に係わりたいから。誰かが生きていてくれることが喜びだから。警視庁本部への復帰の誘いを断り続け、所轄を渡って十年が過ぎた。組織内でも人生でも、なぜか少しだけ脇道を歩いてしまう女刑事・魚住久江が主人公の全6編。

なんと著者は初読。「ジウ」シリーズや『ストロベリーナイト』は購入したものの、例によってほっぽらかし状態。本書は装丁写真が気に入ったから購入。いわゆるジャケ買いですね。

さて、読了して感じたのは「軽いな」というもの。梗概にある女性刑事の人間像の奥行きから事件の内容に至るまで、重くなりそうな題材を敢えて軽くしているような感じ。うん、有体に言っちまえば、TVの二時間ドラマのプロットと人物造形だ。

もちろん、こうして読み切っているくらいだから、つまらないということはない。特に最終話の「愛したのが百年目」は人間の心の不思議さを浮かび上がらせる佳品だ。


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。