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『紙兎ロペ』 [dvd]

大抵の男性ならば、かかってきた電話に出たときに(いわゆる家電ね)、相手がわけのわからぬことを言ってきて茫然としていると、「ああ、お父さんかと思った」といわれた経験があるはずだ。女性でも、「お母さんかと思った」といわれることがあるらしい(妹談)。人は顔のみならず声まで親に似るのだなあ。


内容(「キネマ旬報社」データベースより)
紙兎・ロペと紙リス・アキラ先輩のふたりが映画館に行くまでの珍道中を描いたショートアニメ。「ラスイチ」「携帯ゲーム」「海」「闘牛」「赤白ぼうし」「ほおぶくろ」ほか、TOHOシネマズで幕間上映された11エピソードと新作エピソード5本を収録。

そんなことを言い出したのは、本作で紙リスのアキラ先輩がかかってきた電話で田舎のおばさんに父親にまちがわれるというエピソードがあったから。なんかね、家電ということで昭和の感覚が蘇ってきたのだった。

ご存知の通り、本作はTOHOシネマズの本編上映開始時間前に上映されていたショートムービーを纏めたもの。実は当方はこれが上映されているあいだはほとんど同館に行っていないものだから、全15話のうち2話しか観ていない。できればリアルタイムに観たかったものだ。

で、こうやって纏まったかたちで視てみると、紙兎ロペと紙リスのアキラ先輩が話している背景の空間描写が素晴らしいことに気づく。まさに昭和の下町にある風景であり、電柱に電線が複雑に絡まり合っているとか、ヒビを修繕した後の建物の様子とか「あるある! 」という感じだ。

監督の内山勇士は当方と同年代に違いない、と思って確認したら実はまだ30はじめの人らしい。逆に言えば、そのくらいの年代の人だからこそ、ゴミゴミとしつつも懐かしい近過去の昭和の風景の新しさを表現できたのかもしれない。ロペとアキラ先輩のゆるくて脱力した会話も愉しめるショートムービー集。とぼけたおもしろさを好む人にお奨めしたい。


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