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『ウォッチメン』 [dvd]

原題:Watchmen
監督:ザック・スナイダー
製作:ローレンス・ゴードン、ロイド・レビン、デボラ・スナイダー
製作総指揮:ハーバート・W・ゲインズ、トーマス・タル
原作:デイブ・ギボンズ
脚本:デビッド・ヘイター、アレックス・ツェー
撮影:ラリー・フォン
美術:アレックス・マクドゥエル
編集:ウィリアム・ホイ
音楽:タイラー・ベイツ
出演:ジャッキー・アール・ヘイリー、パトリック・ウィルソン、ビリー・クラダップ、マリン・アッカーマン、マシュー・グード、ジェフリー・ディーン・モーガン、カーラ・グギーノ、スティーブン・マクハッティ、クリント・カールトン、グレン・エニス、ドン・パイン、アポロニア・バーノワ、ダリル・シェーラー、ニアル・マター、ローラ・メンネル、マット・フルーワー、ダニー・ウッドバーン、ロバート・ウィスデン
製作国:2009年アメリカ映画
上映時間:2時間43分
配給:パラマウント


内容(「キネマ旬報社」データベースより
アメリカの人気グラフィックノベルを『300 <スリーハンドレッド>』のザック・スナイダー監督が映画化。世界の監視者として重大事件に関わり続けてきたウォッチメンたちは、77年に政府が施行した法律によって活動を禁じられていたが…。


いや、失敗した。転勤時のドタバタがあったとはいえ、この作品を映画館で鑑賞しなかったのは大失敗だった。世界観に奥行きと厚みがあり、テーマも重厚だ。日本ではたぶん興行的には成功しなかったんだろうが、同じアメコミの『 ダークナイト 』に勝るとも劣らない作品だと思う。

取っつきにくい映画かと警戒していたら、案の定やさしくおもてなししてくれる映画ではない。我々の歴史と少しだけ違うパラレルワールドでヒーローが現実に存在している、という設定と、彼らは超人というわけではなく普通の人間より優れた身体能力を持つ自警団的存在であるという環境がなかなか掴みにくい。

中盤以降、その世界像がぼんやりと掴めた時点において、冒頭での(引退した)ヒーローの死の重要性がわかる。彼の死を隠密に調査するロールシャッハや、自身がヒーローであったことを公開している実業家、そして隠遁生活を送る若いバットマンみたいなやつが物語が絡み合っきて、ようやく物語のテーマが掴めるという結構だ。

当方は「正義とは何か」というテーマと感じた。登場するヒーローたちのうち幾人かには、自己の力に慢心し乱暴狼藉を働く者や、怒りに任せて犯罪者を死に至らしめる者もいるのだから。

そんなダークな世界観で進んでいく物語は、当方にとっては衝撃的なラストまで飽かせず進んでいく。2時間43分という長丁場を感じさせない映画だ。また、出演者には、いわゆる有名俳優はいないけれど、それぞれの持ち味をうまく引き出し好演していると感じた。

劇場で観逃した人にはお奨め。ただし、R-15作品だけあって残虐シーンなどもそこそこあるから、その手が苦手な人はお気をつけを。


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